時代の風を感じながら、現代の街並み、住宅、ビルなど建築のありようを提案しています。
キーワードは、「歴史」「環境」「自然」「安全そして世代をつなぎ、文化をつないでいくこと。
皆様とともに、「心地よい空間」づくりのために、日々精進しております。

会社概要

円坐設計

称号:円坐設計 Architectural Design Office

代表:田中 公平

資格:一級建築士 大臣登録 第163525号

登録:一級 大阪府知事(ロ) 第24310号

建築実例

【住宅】琵琶湖の見える家

昭和46年築、京都に住む方の別荘として建てられたもの。
琵琶湖の南西に位置する歴史ある坂本の東部に位置する。木の岡茶臼山古墳がある丘陵地に建ち、琵琶湖を望むことができる閑静な住宅地です。
大津市が別荘も意識した住宅地として分譲した土地で、比較的規模の大きい敷地に洒落た建物を見ることができる。その一角の斜面地に建っている。
南東の道路沿いに門を構え、階段にてアプローチする。
1mほど地盤からコンクリートスラブにより地盤そのものを上げ、木造平屋建て、屋根を切妻とし、アスファルトシングル葺きとしている。
当時はやりのスタイル「テラスハウス」を取り入れたものだろう。
「昭和の風を感じる景色を生み出したい・・」から始まったプロジェクト。
およそ10か月・・。数寄、お洒落、モダン、昭和のエッセンスとして、ラワン合板、漆喰、和紙、北山杉丸太を配し、新しい感性で平成の昭和モダンを創造した。

【住宅】昭和レトロ再生長屋

昭和49年築、大工である依頼主の祖父が丁寧に建てた家は大きな劣化や不具合もなく、大切に住まわれてきた記憶が残る長屋。着物やレトロ雑貨など和の文化が好きなご夫婦からの依頼で、長屋のもつ古き良き部分を上手く残しながら構造補強、設備、内外装の更新・再生を施した。

設備は最新のものとしながらも、型ガラスの建具、欄間、竿縁天井など既存の長屋の素材と調和するような仕上とした。

既存の壁や天井を残しながら耐震補強をするのはかなり難しい。全て取り払ってしまうか、上から被せて化粧だけしてしまう方が簡単だ。大工や職人の熟練の技術のおかげで、新築には絶対に出せない味わい深い住まいとなった。

【公共建築】万博記念公園 便所改修設計

「公園の多様なアクティビティに対応したトイレへ」
大阪の公共施設は、旧来の和式便器や水洗いのタイル張りの床など、使いずらく衛生面に不安のあるトイレが多い。
大阪のシンボルである万博記念公園は特に海外からの利用者も多く、公園利用以外にもイベントや周辺施設と合わせた利用など、トイレとしても多様なニーズを求められている。
今回の改修ではメインの自然文化園中央口のトイレ・日本庭園内の一部トイレ・野球場のトイレなど利用者の多いトイレの改修設計を行った。
トイレの洋式化、乾式化に加えて乳幼児対応の設備や身障用トイレの多目的に利用できる設備の設置など利用性の向上を図った。
またサインや案内板を多言語表記とすることで海外利用者へも配慮した。
従来の暗くて使い辛いイメージの公園のトイレが明るく清潔感のあるとなることで、公園利用者もより快適にアクティビティを楽しめるようになったのではないかと感じる。

アクセス

円坐設計

〒573-0051大阪府枚方市三矢町6-21 コーポ枚方公園102号室

tel:072-894-8270

fax:072-894-8271

mail:office@enzax.jp

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