万博記念公園[大阪府吹田市] トイレ改修


 

「公園の多様なアクティビティに対応したトイレへ」
大阪の公共施設は、現在も旧来の和式便器や水洗いのタイル張りの床など、使いづらく衛生面に不安のあるトイレが多い。
大阪のシンボルである万博記念公園は特に海外からの利用者も多く、公園利用以外にもイベントや周辺施設と合わせた利用など、トイレとしても多様なニーズを求められている。
今回の改修ではメインの自然文化園中央口のトイレ・日本庭園内の一部トイレ・野球場のトイレなど利用者の多いトイレの改修設計を行った。
トイレの洋式化、乾式化に加えて乳幼児対応の設備や身障用トイレの多目的に利用できる設備の設置など利便性の向上を図った。
またサインや案内板を多言語表記とすることで海外からの利用者へも配慮した。
従来の暗くて使い辛いイメージの公園のトイレが明るく清潔感のあるトイレとなることで、公園利用者もより快適にアクティビティを楽しめるようになったのではないかと感じる。

 

自然文化園中央口トイレ      日本庭園トイレ         日本庭園はす庵トイレ